Y&Cジムがお伝えする新しい季節に筋トレを始めるために | 町田でパーソナルジムを営むにあり長期休暇中の営業日程等を事前に告知

　激しすぎるトレーニングで強烈な刺激を受けると、筋肉はそれ以上破壊されないために硬くなります。そして炎症を起こすなどして修復に特化する状態になります。これは例えると、打撲や肉離れといったケガに近い状態です。

　楽しすぎたら何も起こりませんし、刺激がなければ衰える一方です。つまり、ギリギリなんとか体が対応できるところを狙って刺激するのが、効率よく筋肉をつける前提条件となるのです。

　筋線維を太くすると体に決断させることができれば、筋肥大に役立つホルモンが分泌されたり、筋肉周辺に存在するサテライト細胞が筋肉に融合したりします。それらの作用で運動後48時間は、筋肉を合成する体内システムが強く作動するのです。

　このタイミングで十分な栄養が筋肉に供給され、適切な休息をとることができれば、筋線維は確実に太く大きくなっていきます。

材料不足では筋肉はつくはずがない

　筋肉は、鍛えただけではまだ大きくはなりません。トレーニングはあくまでも筋線維を太くすると体に決断させるシグナルなのです。

　筋トレ後のタイミングで、筋たんぱくの合成を促すホルモンと筋肉の材料となる栄養素が届くことで初めて大きくなり始めます。

　必要とされる材料の大部分は、たんぱく質が分解されてできるアミノ酸です。それに微量のビタミンやミネラルが使われるという仕組みです。

　例えると、遺伝子という設計図を基に、アミノ酸という大量の木材や鉄骨と、ビタミンやミネラルという釘やネジを使って、筋肉というビルを建てるわけです。

　もし同じ動きが続けられなくなるまでトレーニングをして追い込んでも筋肉がつかないとすれば、まずは材料不足を疑いましょう。

つづく…

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