パーソナルトレーナーがお伝えする加齢と筋肉

query_builder 2022/04/06
筋トレ猫背プライベートサロン
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今回は加齢と筋肉から健康を考えていきましょう。

 ほとんどの高齢者は加齢により、運動機能を若年者と比較すると低下しています。

 しかし、性別や日常の活動によって、低下する程度や速度には、大きく個人差が出ます。同じ年齢であってもマスターズなど世界的なスポーツの大会に参加し、記録を出す人もいるというのが良い例と言えます。

 また、病気の有無によっても身体の機能低下の速度は異なり、その中でも運動機能は最も個人差が大きく出るところと言っても過言ではありません。

 運動機能が老化する原因は、下記のような形態学的変化と運動学的変化、循環器変化、神経感覚機能の変化に分類されます。


1.形態学的変化

身長の変化や、円背などに伴う姿勢の変化、骨や関節の変化


2.運動学的変化

筋力、柔軟性、俊敏性、平衡性、歩行動作、リズム運動の変化


3.循環器変化

血圧や脈拍数を含む循環機能、肺活量を含む呼吸機能の変化


4.神経感覚機能の変化

知能や感覚の変化


 これらの変化により、運動機能は徐々に低下し、身体は老化していくことになります。



 人は誰でも高齢になると、筋肉を構成する筋繊維数が減少し、さらに筋繊維が萎縮してしまうことにより、筋肉量が減少します。

 加齢による筋変化は、筋繊維そのものの変化というよりも、筋肉量自体の低下が目立ちます。加齢による筋力低下の本質は、筋の萎縮によるものなのです。


 成人における筋肉の重量は、体重のおよそ40%といわれています。個人差はありますが、20歳ころの筋肉量を基準とした場合、70歳くらいでは男女ともに30%の低下がみられます。このことから、10年間でおよそ6%ずつ、低下していることとなります。


 しかし、適切な運動を続けていれば、高齢者であっても筋力の回復を目指すことはできます。

 何歳からでも遅くはありません。トレーニングを始め、健康年齢を延ばすきっかけを掴んでみましょう!



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